COVID-19 各種データ勝手グラフ化
国内感染初期段階における新規感染者数の推移

　2020-11-23 グラフ更新終了。

能書き（経緯）

　巷で噂の「新型コロナウイルス感染症 COVID-19」。
　その感染者数の推移は衆目の関心事のひとつなんじゃないかと思います。
　その手の情報をグラフに視覚化して提供してくれているWEBサイトはいくらもあるのですが、国内感染が一定拡大してしまった中で、どこのグラフも縦軸が圧縮されてしまって初期の動きが読み取りづらくなっています…と思ってたのですが、データ出典元含めいくつかのサイトでは描画期間を絞ることで縦軸も自動的に調整される仕様らしいことに後日気が付きました、すみません。とはいえ縦軸・横軸共固定して地域同士比較するのは面倒くさい…と、思う…（汗）。ってことにしておいて…。
　第二次世界大戦以降で最悪とも言える感染症災害に対して、手探りと混乱の初期段階にこの国がどのように振る舞い、どのような状況の推移があったのか、振り返るための基礎情報のひとつとして「国内感染初期段階における新規感染者数の推移」は有用で、見通し良い資料が望まれるところと考えます。統計や分析を専門とする人達の仕事を待つのが本来でしょうが、厚意で公開されている良さげな基礎データがあったので、可能な範囲で自助努力してみることにしました。

　お約束ですが。資料の内容については一切責任は負えませんのでよろしくご承知おきください。
　間違いとかありそうでしたら教えていただけると助かります。

データの出典

感染者数

ジャッグジャパン株式会社提供のWEBサイト「都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ」 掲載の「発表された症例一覧」CSVファイル(COVID-19.csv)。

ライセンスはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス「表示 - 非営利 4.0 国際 (CC BY-NC 4.0)」だそうです（ジャッグジャパン株式会社による表示はこちら）。有益なデータを広く社会の利益に供される厚意と英断に敬意を表します。

グラフ

　全期間グラフの全国・北海道・東京都・大阪府・福岡県、経過日数グラフの全国・千葉県・神奈川県・愛知県・大阪府・福岡県・沖縄県については、縦軸の範囲が他と違っています。

ジャンプ：

全国 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

都道府県	2020年1月〜11月23日取得データ	2020年1〜3月	2020年5〜7月	経過日数
全国
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県

履歴（覚えている目立ったもののみ・グラフは日々更新）

2020-11-23

• 本ページのグラフ更新終了。
  感染状況が拡大するに連れジャッグジャパン株式会社による出典元データメンテナンスが追いつかなくなってきていていました。このまま同データを参照し続けても「現在」状況を眺めるための資料としては用をなさず、また毎日のグラフ更新には相応の負担がかかり続けるため、残念ですが更新終了を判断しました。
  本ページの主目的たる「国内感染初期段階における新規感染者数の推移」は記録・グラフ化出来ていますので、ひとまずは役割を終えているのかなと思っています。新規感染者数の推移の観察は今後、他出典元によるデータを参照していこうかと考えています（界隈でメジャーな東洋経済オンライン提供のものを想定）。

2020-11-21

• 関連ファイル名変更（COVID-19→jag、スペース文字→アンダーバーなど）。
• 縦軸範囲見直し（全期間グラフ：東京都=0:1000）。
• 全期間グラフのトピックスメモ書きを廃止（文字過密で判読困難となってきたため）。

2020-11-20

• 縦軸範囲見直し（全期間グラフ：北海道=0:500、経過日数グラフ：全国=0:10000・千葉県=1000・神奈川県=1000・愛知県=1000・大阪府=0:2000・福岡県=1000・沖縄県=1000）。

2020-08-11

• 縦軸範囲見直し（全期間グラフ：全国=0:2000・東京都=0:500・大阪府=0:500・福岡県=0:500・その他=0:200、3ヶ月グラフ：全地域=0:200、経過日数グラフ：全国=0:5000・大阪府=0:1000・その他=0:500）。

2020-08-03

• グラフの描画色および線種調整。ユニバーサルデザインを意識。
• ジャンプリンク新設。

2020-08-01

• 2020年5〜7月グラフ追加（第1波・第2波の立ち上がり比較を意図）。
• 縦軸範囲見直し（全期間グラフ：福岡県=0:500）。

2020-07-30

• 縦軸範囲見直し（全期間グラフ：全国=0:1500・愛知県=0:500・大阪府=0:500、経過日数グラフ：愛知県=0:500）。

2020-07-23

• 縦軸範囲見直し（全期間グラフ：全国=0:1000・東京都=0:500・大阪府=0:200、経過日数グラフ：全国=0:2000・大阪府=0:500）。

2020-07-17

• 縦軸範囲見直し（全期間グラフ：東京都のみ）。

2020-06-07

• 発症日と確定日の差（経過日数）の度数分布図を試験的に描いてみました。新規感染者の報道と推定発症日とのズレ具合の雰囲気を読み取る参考として。あくまで出典データベースで、発症日情報のないレコードも多いです。また3月下旬から東京都の発症日情報が取得できていないようです（発表されていないのか出典データで拾えていないのかは不明）。
• 他微調整。

2020-05-31

• 縦軸範囲見直し（東京都のみ）。
• 他微調整。

2020-05-28

• 土日祝祭日マーキング試験導入。
• 他微調整。

2020-05-24

• トピックスメモ書き試験導入。
• 他微調整。

2020-05-05

• 作り込みやバグ取り、リファクタリングなど、ひとまず所期レベル到達。開発は一旦収束。
• グラフの更新はもうしばらく継続のつもりです。手に負えなくなるか、自分がやらなくてもいいなと思えるようになったらやめます。

2020-05-04

• 新規感染者数の7日移動平均グラフを廃止。やっぱり邪魔。データを純粋に見れない。

2020-05-01

• 新規感染者数の7日移動平均グラフを重ね書き（Twitter記事）。
  過去7日ではなく前後3日で平均。人口変動の移動平均も描いてみたものの、お話にならない線になるので取りやめ。
  Twitterのタイムラインに「感染者数のグラフにはみんな7日移動平均を描くべき！」との意見が流れてきたのを受けて、自身は否定的見解ながら、ものは試しにやってみたのですが…、思考がまとまらず2日ほど浪費した…orz。
• 都道府県毎グラフと本ページをリリース。（Twitter記事）

2020-04-21（Twitter記事）

• Twitterにて初リリース。
  感染者数の公開データはいくつかありそうな中でこちらのものを採用したのは、情報の更新が迅速なのと最初期2020年始からのデータが揃っていること、また将来に年代・性別・居住都道府県などによる分析の余地を残す意図から。