土曜日は準備もかねて実家でゆっくり休み、明けて日曜日から出発することにしました。充分な休養のおかげもあって、いつもの自転車旅行より少々早めの11:30頃に出発することが出来ました(いつもは13時過ぎ頃出発してます 笑)。苦楽を共にする相棒はこんな様子です(近鉄飛鳥駅前で撮影)。
まだ疲れの出ていない冒頭は大変快調です。2時間で那賀郡かつらぎ町笠田までと、ペースは我ながら呆れるくらいスローですが。過去の旅行では、充分な休憩を含めてこれくらいのペースだった、と思う。やっぱり馬力がなくなってんだろうなぁ。
しかし、橋本(40km程度地点?)を越えたあたりから、多少アップダウンが出てきたのも手伝って疲れが出てきます。アップダウンといっても町中に普通にある程度のもので、ごく知れてるんですが、疲れ始めた足には結構こたえます。ちょっと足に力を加えると、太ももが「それ以上踏ん張ったら吊るぞ!」と悲鳴を上げます。情けないですなぁ。まぁでも、運動不足な中での初日ですから、こんなもんでしょう。少しずつ痛め付けながら、慣らして行くのです。そういうもんです、私の旅は。
五条を越えてからは辛さが一気に増します。アップダウンも増えました。が、こんな短距離(一日目安行程の半分くらい)でへばっては翌日以降がこたえます。第一、翌日落ち着いて観光も出来ません。今日の目的地は、天理か桜井なのです。
なんとか騙しだまし足を繰り出し(ちょっと大袈裟かな)、飛鳥路を走ります。観光第一弾に、有名な高松塚古墳と亀石を見てきました。噂どおり、かわいいです、亀石。高松塚古墳の駐輪場で、面白いマーキングを施したバイクを見つけました。このイラスト、覚えてますか? 園やんバージョンがあればもっと楽しめたのになぁ(笑)。
本当は山の辺の道(桜井から天理に至る山沿いの道で、全国でも最も古い部類と言われるような歴史的な神社や、古墳・天皇稜がならんでいる)もこの日巡って天理で宿を取りたかったのですが、出発が遅かったので桜井に着くころにはもうとっぷり日が暮れてしまっていて、観光なんて出来そうになかったし、天理での宿も押さえられていません。山の辺の道観光は翌日明るい内にすることにして、ここは桜井に宿を求めました。桜井駅前あたりはさほど規模の大きい街ではなく、ビジネスホテル類が少ないため、宿捜しに手間取りました。夕食くらいリッチに、と思ったのですが、めぼしいお店を見つけられず、悲しいかな早速コンビニ弁当のお世話に…。
初日行程の概要は次のとおりです。
2003/09/14 記
2003/11/04 修正
2003/11/24 加筆